歯石を放置するとどうなる?歯周病との深い関係
こんにちは!白金歯科医院です😊
毎日の歯磨きでは落とせない「歯石」。一度ついてしまうと歯ブラシでは取れず、歯科医院でのクリーニングが必要です。今回は、歯石を放置するとどうなるのか、そして歯周病との深い関係についてお話しします。
歯石とは?
歯石は、歯の表面についた歯垢(プラーク)が石灰化したものです。歯垢は細菌の塊で、これが唾液中のカルシウムなどと結びつき、数日で硬くなって歯石になります。
歯石を放置するリスク
歯石がつくと、その表面はザラザラしており、新たな歯垢がつきやすい状態になります。その結果、歯と歯ぐきの間に炎症が起こり、「歯肉炎」から「歯周炎」へと進行するリスクが高まります。歯ぐきが赤く腫れたり、出血しやすくなったり、口臭の原因にもなります。
さらに進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯がグラグラになり、抜けてしまうこともあるのです。
定期的な歯石除去で予防
歯石は自分で取ることができませんが、歯科医院での「スケーリング」という処置で取り除けます。3ヶ月〜半年に一度の定期的な歯科検診とクリーニングが、歯石の蓄積や歯周病の予防に効果的です。
また、正しいブラッシングやデンタルフロスの活用も大切です。日頃のケアと歯科医院でのメンテナンスの両輪で、健康な歯ぐきを保ちましょう。
良かったら参考にしてみて下さい。
白金歯科