歯医者が教える!ジェットウォッシャーの正しい使い方と注意点
こんにちは!白金歯科医院です😊
最近、「ジェットウォッシャー(口腔洗浄器)」を使う方が増えています。
歯と歯の間や歯ぐきのポケットに水流を当てて汚れを落とす便利なアイテムですが、正しく使わないと効果が半減してしまうことも。
今日は、歯科医の視点から安全で効果的な使い方を解説します。
ジェットウォッシャーの基本的な使い方
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使用タイミングは「歯磨きの後」がおすすめ
歯ブラシで大まかな汚れを落とした後、ジェットウォッシャーで残った歯間や歯ぐきのポケットの汚れを洗い流すと効果的です。 -
水圧は“弱め”からスタート
初めて使う方は、強い水流だと歯ぐきを傷つけることがあります。最初は低圧モードで慣れ、徐々に調整していきましょう。 -
ノズルの角度は45度!
歯と歯ぐきの境目に対して45度の角度で水流を当て、1〜2秒ずつゆっくりスライドさせるように動かします。勢いよく当てる必要はありません。 -
使用時間の目安は1回2〜3分
全体をまんべんなく洗うことで、歯間の食べかすやプラーク(歯垢)をしっかり除去できます。
ジェットウォッシャーを使う際の注意点
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出血が続く場合は無理せず歯科へ
最初のうちは出血することがありますが、1週間以上続く場合は歯周病や歯肉炎のサインの可能性も。自己判断せず、歯科で検査を受けましょう。 -
毎日使いすぎない
歯ぐきの状態によっては、過度な水圧で炎症を悪化させることもあります。歯科医の指導のもと、自分に合った頻度で使用しましょう。 -
水以外を入れない
マウスウォッシュなどを入れると機器の故障につながることがあります。基本は「水道水」または「ぬるま湯」を使いましょう。
まとめ
ジェットウォッシャーは「歯ブラシ+フロス」に続く“第3のケアツール”として非常に有効です。
正しい角度・水圧・時間を守って使えば、虫歯や歯周病の予防、口臭対策にも役立ちます。
毎日の習慣に取り入れ、清潔で健康な口腔環境を保ちましょう。
良かったら参考にしてみて下さい。