【歯科医が解説】MRI検査と銀歯・矯正器具の関係|受ける前に知っておきたい注意点
こんにちは、白金歯科医院です😊
「MRI検査を受けたいけど、銀歯や矯正器具が入っていても大丈夫?」
そうしたご質問を患者さまからよくいただきます。
MRIは強力な磁石と電磁波を使って体の内部を撮影する検査です。
そのため、金属類の持ち込みは禁止されており、お口の中の金属について不安を感じる方も少なくありません。
今回は、歯の金属がMRIに与える影響や注意点を、歯科医の立場から解説します。

お口の中に金属があると何が起きるの?
MRI検査では、金属によって以下のような影響が出る場合があります。
・アーチファクト(画像の歪み)
 口周りや鼻付近のMRI撮影では、金属が磁場に反応して画像が歪み、
正確な診断が難しくなることがあります。
・火傷のリスク
 金属が熱を持つと、皮膚や粘膜に軽い火傷を起こす可能性があります。
・機械破損や怪我の危険
 強い磁力により金属が装置に引き寄せられ、
MRI機器の破損や怪我につながるケースも報告されています。
銀歯や矯正器具は必ず影響するの?
「銀歯があるとMRIで痛みが出るのでは?」と心配される方もいますが、
すべての金属が危険というわけではありません。
・銀歯に使われる「金銀パラジウム合金」
・矯正用インプラントに用いられる「チタン」
・「ステンレス」
これらの金属はMRIへの影響がないとされています。
一方で、矯正ワイヤーに含まれるニッケルや、固定式装置に使われるコバルトクロムは、
画像の乱れを引き起こす可能性があります。
安心してMRI検査を受けるために
検査前には、銀歯や矯正器具の有無を必ず申告しましょう。
特に治療から時間が経っている場合や、どんな材料が使われたか分からない場合は、
事前に歯科医師に相談することをおすすめします。
白金歯科医院では、MRI検査を控えている患者さまのご相談も承っています。
不安な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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