歯磨きのしすぎは危険?知覚過敏や歯ぐき下がりのリスク
こんにちは!白金歯科医院です😊
「しっかり磨かないと虫歯になりそう」と、ゴシゴシ強く磨いていませんか?歯磨きは大切ですが、やりすぎはかえって歯や歯ぐきを傷めてしまうことがあります。
本日は、歯磨きのしすぎで起こり得るリスクと正しいケアのポイントをご紹介します。
歯磨きのしすぎで起こるトラブル
- 知覚過敏
強い力で磨き続けると、歯の表面のエナメル質がすり減り、内側の象牙質が露出します。その結果、冷たい飲み物や風がしみる「知覚過敏」を引き起こします。 - 歯ぐき下がり(歯肉退縮)
硬い毛の歯ブラシでゴシゴシ磨くと、歯ぐきが傷つき、徐々に下がってしまいます。歯の根元が露出すると、見た目や感覚の問題だけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。 - 詰め物・被せ物の劣化
力をかけすぎることで詰め物や被せ物の辺縁に負担がかかり、隙間から細菌が侵入しやすくなります。
正しい歯磨きのポイント
- 力加減は“鉛筆持ち”
歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、力を入れすぎないことが大切です。 - 毛先の硬さは「ふつう」か「やわらかめ」
硬すぎる毛は歯や歯ぐきを傷めやすいため避けましょう。 - 磨き方は小刻みに
歯と歯ぐきの境目に45度で当て、軽く小刻みに動かすのが効果的です。 - 時間は3分程度
1回の歯磨きは3分前後を目安に。長時間ゴシゴシ磨く必要はありません。
補助清掃具も活用しよう
歯ブラシだけで汚れを完璧に落とすのは難しいため、フロスや歯間ブラシを併用するのがおすすめです。強い力で磨かなくても、効率よく汚れを落とせます。
まとめ
歯磨きは「強く長く」ではなく、「やさしく丁寧に」が基本です。力の入れすぎは、知覚過敏や歯ぐき下がりを招く原因になります。正しい磨き方を習慣にして、大切な歯と歯ぐきを守りましょう。
良かったら参考にしてみて下さい。
白金歯科