こんにちは!白金歯科医院です😊

「研磨剤の入った歯磨き剤は歯を削ると聞いたのですが、

本当でしょうか。」

こんな質問をいただきました。

今日は歯磨き剤の清掃剤が歯を削るのかについてお話しします。

歯磨き剤の中には清掃剤(研磨剤)が配合されています。

それらにはリン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、

無水ケイ酸などが用いられています。

実験してみれば確かに清掃剤は歯面を削りますが、

一生涯使用しても健康障害が出るほど削れることはありません。

それよりも歯ブラシの毛の硬さやブラッシング圧の方が研磨性に影響します。

(参考:①ウィルキンス 歯科衛生士の臨床/E・M・ウィルキンス

②歯磨剤の研磨性試験における重要な因子の検討/Manly RS)

 

歯磨剤の歯面研磨性はRDA(象牙質研磨力)という評価値があります。

RDAは決められた歯ブラシを用いて、

基準化された力でどのくらい象牙質が削られるかを示すものです。

RDAは世界では250以下が基準の中、日本では150以下と低く設定されています。

実際のブラッシングにおいては硬い毛の歯ブラシで強い力で磨いたり、

清掃剤の粒子が硬かったりすると象牙質のダメージは大きくなります。

(参考:成人における歯磨き習慣および歯磨き剤の使用状況とくさび状欠損の関連について)

 

現在の歯磨き剤は清掃剤の配合が以前より抑えられています。

さらに清掃剤無配合のジェルタイプや泡タイプ、研磨性が低いソフトペーストタイプなど

様々な症状にあった歯磨き剤がたくさんあります。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

 

 

白金歯科