こんにちは!白金歯科医院です😊

根管治療は忍耐が必要な治療ですが、途中で中断すると歯を失うリスクが格段に高まります。

今日は根管治療を中断した場合のリスクについてお話しします。

 

根管治療ってどんな治療?

根管治療は、虫歯が神経まで達した場合に行う「歯の神経掃除」と「消毒」の治療です。

感染した部分をきれいにし、薬や被せ物で密封することで「歯を残す」ことが目的です。

 

中断するとどうなる?

治療が途中で止まると、次のようなリスクが高まります:

  • 痛みや腫れの再発:感染が残ると、再度激しい痛みが起きることがあります

  • 抜歯の可能性が高まる:神経を抜いた歯は脆く、割れやすくなるため、歯根破折で抜かなければならないケースもあります
  • 再感染しやすくなる:仮の蓋では細菌が侵入し、内部で虫歯が進行しやすくなります
  • 全身への影響:炎症がひどくなると、周囲組織や顎骨に広がり、まれに全身の健康リスクを高めます

 

なぜ複数回必要なのか?

根管の形や感染の度合いによって、複数回に分けて根気よく治療を進める必要があります

痛みが消えても「終わった」とは限らず、最後まで通うことが重要です。

 

中断しなければ得られるメリット

  • 歯を抜かずに残せる:完了すれば義歯やインプラントの必要が少なくなります

  • 痛みや感染を抑えられる:再治療や炎症拡大のリスクを避けられます

 

 

まとめ

根管治療は忍耐が必要な治療ですが、途中で中断すると歯を失うリスクが格段に高まります。
治療計画を守り、医師と相談しながら最後まで通院を続けることが「自分の歯を守る」一番の近道です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

良かったら参考にしてみて下さい。

 

 

これらの情報を参考にしました。

白金歯科