こんにちは!白金歯科医院です😊

「2歳の男の子が食べ物を口の中にためたままで上手に噛めず、

なかなか呑み込めません。これから噛む力をつけさせることはできますか。」

お母さんからこんな質問をいただきました。

今日は噛む力をつけるためににできることについてお話します。

咀嚼機能は乳歯の生え方に応じて発達し、

3歳頃までに徐々に獲得されるものです。

口の中に食べ物をためる食べ方は生活リズム(睡眠時間や食事の規律性など)、

遊びによるエネルギーの発達状況など様々な要因と関連があり、

また哺乳習慣が続いていたり、

間食や飲料の摂取が多かったりして、

食事のときに食欲が湧かないことが原因になったりもします。

生活リズムを整えたり、外遊びを増やしたり、おやつや飲み物を控えたりして、

おなかを空かせて食卓に喜んで向かっているかどうかを見てみましょう。

うまく噛めないで丸飲みしているようでしたら、

少し噛みやすい食形態に調整したり、

噛みつぶしやすい煮野菜などをやや大きめにカットして与えてみてもよいでしょう。

機能の発展途上にはいろいろなことがあるので、

余裕をもって長い目で見ていくことが必要です。

 

白金歯科