こんにちは!白金歯科医院です。😊

最近こんなニュースが報道されました。

「食後すぐの歯磨きは歯をすり減らす危険があるので、食後30分経ってから歯磨きをしたほうが良い」🪥

今までは「食べたらすぐ磨く」と指導された方が多いのではないでしょうか。

今回はこのことについてお話させていただきます。🦷🪥

食後の口の中では食べ物の中の糖分が虫歯菌によって分解され、酸が発生します。

この状態は唾液などの働きによって徐々に元の状態に戻るものですが、

1時間以上かかりその間に酸による脱灰(歯からミネラル成分が溶け出すこと)を防ぐため、

「食べたらすぐ磨く」が推奨されてきました。

一方、食後すぐの歯磨きが歯をすり減らすというのは食べ物などから強い酸が直接取り入れられ、脱灰が起こり、

そこにすぐに強い力で歯を磨くと起こるものです。

しかしお子さんなどが通常の食事でとる酸は、酸の刺激によって唾液の分泌も高まるため解消しやすく、

歯磨きで歯が溶けることはまずないでしょう。

むしろ歯磨きをしないと虫歯菌によって酸が作られて脱灰が起こってしまうので

「食べたらすぐ磨く」が虫歯予防のために効果的であると考えます。👌

白金歯科